■能力開発コース(2歳から5歳)※必修
小学校授業の下準備をするコースです。国語・算数・知恵の3つのカリキュラムを用意し、学習の基礎をしっかり固めます。年齢に合わせた教具を使って、楽しく遊びながら「考える力」を育成。知識の詰め込みではなく、子どもが自ら学ぶ主体性を重視しています。
成績によって出来・不出来を評価しないのも、TAMの教育方針のようです。一人一人の能力を認め、良いところはかならず褒めることで、子どもの自信を育んでいきます。
◆幼児教育に必要な8つのポイント
TAMでは、子どもたちの能力を8の領域に分け、それぞれを伸ばすための指導をおこなっているようです。
ⅰ)思考:幼児期では、右脳が優位にはたらくといわれます。イラストを豊富にとり入れた学習で、系列(並びの法則を見つける)、欠所補充(欠けているところに合うものを選ぶ)など、右脳による思考力をさらにきたえます。
ⅱ)記憶:絵や物語を覚えることで、記憶力をトレーニング。無理に暗記させるのではなく、子どもの視覚や聴覚に訴えかけるレッスンで、自然に記憶できる力を身につけます。
ⅲ)数量:おはじきなど、子どもが興味を示すような道具を使いながら、数の概念を学びます。簡単な足し算や引き算なども習得するようです。
ⅳ)知識:季節や植物、動物などの分類を通じて、総合的な知識を養います。より多くの事象を知ることで、子どもの好奇心もさらに高まっていきます。
ⅴ)図形構成:ブロックや積み木を用いて、図形の基本を理解。平面・立体図形の構成を学び、頭の中で組み立てられる力をつけます。
ⅵ)巧緻性:ビーズやロープなどを使って、細かい作業にチャレンジ。手先を器用に使うことで、大脳を刺激し、集中力の向上をはかります。
ⅶ)言語:しりとりや、物語を作ることで語学力を育成。講師や友達との会話を通じて、自分の考えを言葉で表現する力、相手の話を理解する力も伸ばします。
ⅷ)表現・運動:平均台、ボール遊びなどを楽しみながら、身体能力を向上させ、リズム感や表現力を養います。集団遊びを通して、ルールの大切さも学んでいきます。
■受験コース(4歳・5歳)
国立、私立の受験合格を目指すコース。筆記試験、面接、運動、表現力など、受験に必要な対策を総合的におこないます。過去問題の演習や、出題傾向を分析した学習で、有名私立小学校の入試にも対応できる力を身につけます。
受験コースでは、月に一度、本番を想定したテストを実施。実践力を伸ばすほか、試験の雰囲気に慣れる目的もあるようです。
■ハイレベル特訓コース(4歳・5歳)
「能力開発コース」と「受験コース」にプラスする形での受講となります。難関といわれる小学校に特化した授業を展開。対象となる学校は以下のとおりです。
・ 同志社小学校
・ 立命館小学校
・ 京都女子大学附属小学校
・ 関西学院初等部
・ 大阪教育大附属池田小学校
・ 仁川学院小学校神戸
・ 海星女子学院小学校
・ 関西大学初等部
4歳時の12月から5歳時の10月まで、10ヶ月をかけて、実際に出題されたハイレベルな問題に取り組みます。
■入会までの流れ
TAMへの入会は以下の流れとなっています。
ⅰ)各教室へ問い合わせ・申し込み
ⅱ)無料体験授業(希望者のみ)
ⅲ)個別相談カウンセリング
ⅳ)入会手続き
ⅴ)授業開始
カウンセリングでは、スタッフが授業内容や料金、指導方針などについて細かく説明するほか、小学校の受験相談などにも応じています。