■年長クラスの指導方針
年中クラスと同様、学期ごとに「ゼミ」「講習」そして「有名小模試」を通して、学力を伸ばしていく「スパイラル方式」を採用。基礎から応用・発展レベルへと着実にステップアップできるようです。
■通年ゼミの講座紹介
年長クラスの講座には、小学校受験全般に求められる力をつけるための「本科」と、受験する学校に特化した「特訓」にコースが分かれています。
本科では「表現力」を重点的に学ぶ講座と、「知力」を重点的に学ぶ講座の2つがあるようです。特訓ではそれらが「志望校別」となり、それぞれの習熟度や課題に応じて選択するようになっています。
◆「表現力」講座
面接や制作、身体表現、行動観察など、あらゆる表現力が問われるテストの対策は、家庭内だけでは難しいようです。能開プレスクールでは、同じ年齢の子どもたちとともに活動することで、他者にどのような働きかけができるかを学習していきます。
◆「知力」講座
・受験基礎
知力テストへの準備として、ペーパー学習を通して記憶・数・図形・思考・言語・常識・観察作業の7領域を、基本から分かりやすく指導するようです。
・最高特訓
すでに基本レベルに到達している生徒が対象。応用から実践へとシフトし、自分の力で答えを導き出せるようなレッスンがおこなわれています。
・志望校別特訓
各小学校の入試傾向に応じた対策で、効率よく学習を進めます。同じ学校を目指す子どもたちとともに学ぶことで、入試本番でも緊張せずに、自分の力を発揮しやすくなる効果もあるようです。演習は、「知力」講座を履修していることを前提とした応用レベルとなっています。
■テストシステム
◆有名小模試
入試問題の分野ごとに習熟度を判定。さらに近畿エリアの受験生の中で、どれくらいの位置にいるのかも明らかにします。有名小模試は通算160回を超え、約3万人の子どもたちが受験している実績があるそうです。
多くの小学校で頻繁に出題される問題を取り上げつつ、毎年の受験傾向にも対応しているため、総合的な学力をチェックできる機会となっています。
◆志望校別模試
志望校の出題傾向を徹底分析し、出題頻度の高い問題で構成されている模擬試験です。時間配分なども実際の入試に沿っておこなうことで、本番を想定した実践の場として活用されています。
以下が対象校となります。実施する月は学校により異なるようです。
大阪府:追手門学院・帝塚山学院・四天王寺学園・城星学園・賢明学院・はつしば学園・関西大学・大阪教育大附属天王寺
兵庫県:関西学院・雲雀丘学園
奈良県:奈良学園・近畿大学附属・智辯学園奈良カレッジ
和歌山県:智辯学園和歌山・和歌山大附属