<コースとクラス編成>
カリキュラムは原則全てのクラスで同一ですが、英語と数学に関しては、学力によるレベル分けがおこなわれているようです。
■英語・数学■
◆中学校1年生~高校2年生◆
「レギュラーコース」と「オープンコース」に分かれ、それぞれ複数のクラスで構成されています。
1)オープンコース
オープンコースは、月~土曜日の全曜日に開講されています。
選抜クラスではありませんので、クラスによってのレベル差がはほとんどありません。英数に関しては、オープンコースは「Dクラス」と呼ばれ、複数クラスがあります。1クラスは30人程度の編成となっています。
2)レギュラーコース
レギュラーコースは、校内模試で高得点を取った生徒を対象としたコースです。
校内模試は、年に2回全生徒を対象に実施されます。使用教材はオープンコースと基本的に同じです。授業のスピード・難易度・宿題などが異なってくるようです。
英語は、学力順でA・B・Cクラスに編成されます。高入生(中高一貫校に高校から編入した生徒)は、最初はDクラスに入りますが、校内模試の結果次第でA・B・Cクラスに入ることも可能です。
高入生の数学の教材は、最初は少し易しめですが、高校2年生の時点で中入生に追いつくようにできているようです。
◆高校3年生◆
高校2年生の12月に行う校内模試の結果をもとに、英数のクラスが再編成されます。学力順で、A:100人、B:300人、C:100人程度の振分けとなり、それぞれ20人程度のクラスになるように更に分けられます。
数Ⅲ科・国語・理科・社会に関しては、学力レベルによるクラス分けはおこなわれていないようです。
<授業内容・カリキュラム>
以下は、鉄緑会で実施されている開講科目とカリキュラムの一例です。鉄緑会では、高校1年生までは英語・数学に注力し、高校2・3年生で残りの国語・理科・社会の学習に時間を充てる方針を取っています。
週1回・3時間の授業です。中学校1年生の時に、中学で学習する内容を一通り終わらせます。高校2年生の時点で、東大レベルを超える問題を中心に扱うことで、合格ラインを超える学力を身に付けることを目指します。高校3年生になってからは、過去問を中心とした入試演習を行います。数学に関しては文理別にクラス分けが行われています。
高校1年生の1月から、高校2年生の終わりまで開講されています。週1回・3時間の授業です。高校1年生の段階で、数学Ⅲ・数学Cの内容を一通り終わらせます。更に、高校2年生の終わりの段階で、東大レベルを超えた問題を解ける状態まで持っていく為の集中的な授業が行われるようです。
高校3年生になってからは、理系数学クラスに統合されます。
週1回・3時間の授業です。レベル分けは行われていません。
週1回・2時間の授業です。レベル分けは行われていません。
週1回・2時間半の授業です。レベル分けは行われていません。
鉄緑会のコース・指導内容