KECには生徒の年代によって4つのコースが準備されています。それぞれの内容については以下の通りです。
■小学部
小学校低学年の時期は、学習に関する習慣が形成されやすい時期です。わからないところがあっても、すぐに人に頼るのではなく、「どうすればわかるようになるか?」自分で答えを見つけ出す自己解決能力の育成に力を入れているようです。小さい頃にこういった習慣を身に付けることで、次第に難易度の上がっていく勉強に対してもしっかりと対応することができるようになります。
最近の入試は小論文や作文といった、表現力、思考力を求められる問題が多くなってきています。その対策として、週2回の国語授業のうち、一回は作文の指導を行っています。文章を書く力が身に付くことで、問題の読解力も向上し、国語以外の科目にもいい影響を与えるようになります。
小学部では、普段の授業だけでなく、生徒の個性と人間性を育てる授業外指導や様々なイベントを行っています。理科実験教室やサイエンスツアーや農業体験学習などを通じて生徒の個性を伸ばす指導を行っています。普段の勉強と異なることをすることで、生徒の気分転換にもなるようです。
生徒の持つ好奇心、探究心、感性を養うことができ、普段の学習に対する意欲も高まると評判のようです。
■中学部
中学生になりますと、中間テスト、期末テストなどが始まり、自分の成績に対してしっかりと向き合うことが必要な時期になります。高校受験ともなりますと、テストの点数だけでなく内申点も大きなポイントになってきます。学校での試験対策はもちろん、内申点対策も行っているようです。
記述式の試験や理解力、読解力を求められる入試が増えているため、中学部では3年間、毎月1つのテーマを決めて作文を作りその添削指導を行っています。これにより、高校入試の小論文、記述試験の多い私立高校の受験対策も行うことが可能になるようです。
学校の試験で点数の取りやすい、理科・社会に関しては、無料で何度も見ることができるDVDテスト対策を取り入れています。授業の空いた時間に好きなだけ見ることができるため、学校の試験前に役に立つと評判が高いようです。
■高校部
高校部では科目、能力、志望校別でクラス編成がされています。同じ志望校、同じレベルの生徒が同じ授業を受ける為、授業の内容やレベルも統一され効率の良い授業が展開できます。
KECの高校部では「完全徹底理解システム」といった独自のシステムを取り入れており、授業→復習→小テストのサイクルを徹底して実行しているようです。授業で受けた内容を復習で定着させ、小テストで本当に理解できているかを確認します。このサイクルを取り入れることで、生徒の苦手科目、苦手単元、生徒の理解度を知ることができます。基礎的な内容から応用問題に至るまで、理解に漏れがない指導をすることが可能になります。
またKECでは、膨大な量の入試データを独自に解析し、基本から応用、入試対策にも使えるオリジナルテキストを作成しています。
■高卒部(浪人生)
高卒部でも高校部同様に科目、能力、志望校別のクラス編成がされています。高校部よりもさらにクラスの編成が細分化されており、「関関同立コース」「京大、阪大コース」「医療看護コース」などの多彩なコースが用意されています。
勉強の範囲が広く、志望校別に入試も異なる大学受験対策として、KECでは完全取得カリキュラムといった独自のカリキュラムを採用しています。このカリキュラムでは、前回の授業の復習テストが必ず行われます。これにより、学習した内容を確実に定着させることができるようです。授業にもKECオリジナル大学受験専用テキストを使用し、自習の際にも役に立つようになっているようです。