最初のクラスは入会テストの結果で決定。それ以降は京大セミナーが実施する各テストの成績を参考に、随時クラス替えを行います。各クラスの人数はおよそ10~25名。講師の目が教室のすみずみまで届き、生徒間の競争心を育むのに適した人数設定のようです。
「アドバンスコース」
小学3年生から6年生を対象に、算数と国語を指導。
6年生からは英語も加えて授業を行い、中学での学習に備えます。低学年生徒にはノートの取り方から指導を開始。うまく情報をまとめて、復習にも活用できる効果的な記録方法を教えます。
授業は主に学校で習ったことを復習する形で進めます。
基礎・基本の定着を確実にするため毎回宿題を出す他、年に8回のテストで習熟度をチェック。各塾生へのアドバイスを添えて答案を返却します。また、京大セミナーの特徴的な取り組みの1つに「作文添削指導」があります。塾が提示する課題に沿って作文を書かせ、プロの添削指導員が赤ペンで表現の間違いなどを指摘。受験でも重要となる「記述力」を鍛えます。
各クラスに担任がついて、学校の先生と同じように生徒1人ひとりの様子を見守ります。特に小学期の教育は人格形成にも大きく関わるものです。悩みを持っていそうな子どもには積極的な声かけを実施。学習面以外のケアも行い、健全な心を育成するよう心がけています。
「京セミベガ」
中学受験に特化した進学塾、四谷大塚の「ウェブ授業」とその指導内容に沿ったオリジナル教材「予習シリーズ」を使って学習します。
授業を受ける前にテキストを使って丁寧な解説つきの予習を行うため、生徒が自分で考える力を身につけられるようです。毎週1回「週例テスト」を行って学習した内容の定着度合いを調べます。採点結果はウェブ上で24時間以内に通知し、間違えた場所についてより入念な解説を実施。さらにコンピューターが演習を課し、生徒の弱点の補強を図ります。