■Qコース(4歳~)
日本語の語彙が増えてきたこの時期には、しりとりや連想遊びなど、楽しみながら言語領域を広げることが目標です。
他者の話や難しい指示を理解し、自分の気持ちを言葉で表すことによって、「表現的思考力」を養います。文字にも慣れることで、文章による表現の楽しさも教えていくようです。
図形では、おもに直角二等辺三角形の合成を中心に学習。三角形を用いて、さまざまな形を作る中で、対角線や補助線などを自然にイメージできる力を育みます。パターンブロックによる学習が始まるのもQコースから。ブロックを通して、多様な形に触れていくようです。
■Cコース(5歳)
図形では、「模写」をすることで形の特徴を表現し、これまでに触れてきたさまざまな形を客観的に捉えます。また口頭で言われた図形をイメージするなど、さらに図形への理解を深めていくようです。
数においては「二進法」を基本とした楽しい教材で、算数につながる「十進法」の仕組みを学習。またサイコロなどを用いることで「確率」の基礎を学びます。
概念のレッスンでは、ことわざや格言を通して、先人の知恵や新しい表現を習得し、国語力を向上させていくようです。
■Sコース(6歳)
「知能育成コース」の総仕上げとなる、高度な思考力を養成。「脳のトレーニング」の要素が多く組み込まれたレッスンが特色です。おもに「複雑な情報を整理し、必要な情報を順序よく導き出す力」や「あらゆる角度から物事を見て考えられる力」を伸ばしていきます。
これら2つの能力は、国語における読解力や、算数の文章題に対応できる応用力に結びつくと考えられています。さらに、試行錯誤しながら課題に取り組む中で「なぜその答えに至ったのか」を建設的に表現し、論理性を身につけるようです。