九大パルの授業は、集中して指導を行うため1コマにつき1教科限定。受講する科目の分だけコマ数を選択する必要があります。塾で指導を行わない教科については、無料のサービスとして学習方法のアドバイスなどを行うようです。
〇授業の流れ
1.事前コミュニケーション
いきなり授業に入るのではなく、まず軽い世間話を交わして講師と生徒の間の空気を暖めます。その後学校の授業の様子を聞き出して、勉強に入る体勢に切り替えていきます。
2.宿題チェック
九大パルの担当講師が前回に与えた宿題の状況を調べます。
忘れた場合や、明らかに手を抜いているときは厳しく注意。個別指導とは言え決して「なれあい」の関係にならないよう心がけています。間違えた部分は理解できるまで入念な解説を施します。
3.小テスト
前回の既習範囲を復習するためのテストを課します。
もしあまりに点数が低ければ、授業終了後に居残り指導を行います。勉強は「積み重ね」の作業。九大パルでは生徒が1つひとつの単元を徹底的に理解するまで指導の手を緩めることはないようです。
4.解説授業
その日に学習する単元の説明を行います。
九大パルの指導はただの知識の詰め込みではありません。「AだからBとなる」という「論理」を丁寧に教え、学習内容の本質的な理解を狙うようです。適宜解説を止めて質問を受け付け、生徒の疑問をその場で解決します。
5.問題演習
生徒のレベルに応じた演習を課します。
できるだけ独力で解答を導かせるため、あえてアドバイスは控えます。答え合わせのときも間違った部分はヒントを出す程度にとどめるそうです。普段から自分の力で問題を解く習慣を身につけさせるのが狙いのようです。
6.宿題指示
習ったことを確実に定着させるために、家庭学習用のテキストから宿題を出します。
部活動や習い事などの都合も考えて、無理なくこなせる量を提示。またその際次回の小テストの範囲についても説明します。「必ず合格点を取る」という目標を持たせることで、塾から離れた場所でも学習へのモチベーションを持続させるようです。
7.事後コミュニケーション
授業が終わった後にもさまざまな会話を交わして、どんなささいな悩みも講師に打ち明けられるような信頼関係の構築に努めます。この時間にも積極的に質問に対応。わからない部分を残すことなく家に帰して、家庭での学習に取り組ませるようです。