<小学部>
「通常科」と「受験科」に分かれて、中学を受験するかしないかでクラスを分けて指導を行います。授業のレベルは集団指導か個別指導によっても異なりますが、基本的に「受験科」はよりハイレベルなカリキュラムに沿って指導するようです。
「小学通常科」の特徴
1.オリジナル検定
学習共同体独自の「漢字力検定」「計算力検定」「県名県庁所在地名検定」「小6ローマ字検定」を実施。国語・数学・社会・英語のそれぞれの基礎事項を暗記させ、合格するまで繰り返し受験させます。中学での本格的な学習に向けた「下準備」を行うのが狙いです。
2.学校進度に沿った授業
広島の小学校の一般的な授業内容に沿った指導を行います。教科書準拠のテキストを用いて、学校で習ったことを塾で復習する形を取るようです。各科目でじっくりと時間を使って、基礎・基本を確実に押さえていくことを第1の目標としています。
3.体験学習
河浜塾では6年生を対象として毎年4月に古墳見学を行います。
教室の外に出て見学させることで、社会の学習への「興味」を引き出すようです。夏の合宿では理科授業の一環として星を観察。また「プラネタリウム見学」や「宮島散策」などの体験学習も実施して子どもを一時的に勉強から解き放ち、感受性豊かな心の養成を狙います。
「小学生受験科」の特徴
1.4科目指導
週に4回の通塾で受験に必要とされる全科目、算数・国語・理科・社会をバランスよく教えます。プリント学習に過度に依存することなく、単元を解説する授業と併せて「量」より「質」を重んじた演習を課します。
2.自立型学習
受験するのは、あくまで生徒。本番では誰も助けてくれません。
そのため河浜塾受験科では、必要以上に講師や保護者の手を借りることなく、「自分の力で勉強すること」を生徒に呼びかけています。大人の過度な密着で子どもが「依存状態」になることを避け、本当に自分自身の頭で理解するまで、あえて距離を置いて指導を行うようです。
<中学部>
授業の内容がどんどん高度になる中学部では、学習の「方法」にこだわることが大事。
小学生のときのように「覚える」だけでは、テストでの応用的な問題に対処することができません。河浜塾では解答までの過程を1つひとつ順番に板書して、ノートに写させます。書く作業を通して、学習の「仕組み」をより体感的に身につけさせるようです。
〇定期テスト対策
河浜塾の授業に使用するテキストは、広島の中学校の教科書内容に準拠したもの。
基本的な内容を着実に習得させつつ、着実にテストでの「実戦力」を育成する仕組みになっているようです。また試験前には「勉強管理表」を配布して、生徒に本番までの学習計画を立てさせます。講師はその進行状況をチェックし、生徒の塾での成績と照らし合わせて「もう少し数学を勉強した方がいい」などのアドバイスを与えます。
また個別指導の校舎ではテストの2・3週間前から土日の無料補講を実施。生徒の希望によっては、試験の直前まで毎日補習に付き合います。その場合も追加料金がかかることはありません。
〇入試への対策
中3の冬からは、試験の出題傾向や形式を忠実に再現した「公立高校入試対策プリント」を使ってより実践的な演習を行います。
私立・公立の各校の入試問題を分析した河浜塾オリジナルのテキストも配布。「公立高校入試対策」「私立共学校入試対策」「私立男子校入試対策」「私立女子校入試対策」などさまざまな種類を用意して受験対策を行います。また受験科目によっては「作文小論文対策」「面接対策」も提供しているようです。
<高校部>
週に2回、各回に1科目ずつ数学・英語を個別指導します。
これらはどのような大学を受けるときにも必要となる、「積み重ね」が重要な科目です。学校の進度を先取りして授業を行いながら、苦手な単元にはじっくりと時間をかけて指導し、「積み残し」を防ぐようです。
*高校部は八幡・安・祇園・府中南校でのみ開設。