<高校1年生>
開講科目・・・英語・数学
〇英語
中学と比べて文法知識は複雑になり、また覚えなければならない単語の数も多くなります。
習得のポイントは、徹底して「書く」こと。そこでエール予備校では演習を中心に繰り返し書き取りを行い、年次当該知識を確実に身につけます。
〇数学
その場しのぎに公式を覚えることにはほとんど意味がありません。
やがて臨む入試に対処するためには、この時点から学ぶ内容の「仕組み」を理解しておく必要があります。エール予備校では「〇〇だから、××になる」という理論を入念に説明し、応用問題に戸惑わない思考力の獲得を狙うようです。
<高校2年生>
開講科目・・・英語・国語・数学
学校では文理選択によってクラスが分かれ、科目ごとに学習する内容の「差」が出てきます。エール予備校では常に難関大学受験を意識し、隙間のない学力養成を目指して指導を行うため、「差」の部分まできちんと教え込むようです。
〇英語
単語力・文法知識を身につけることはもちろん、受験で大きな得点配分を占める長文読解問題に積極的に取り組みます。文のすべてを読まなくても、要点を押さえて簡潔に文意を把握できるような速読指導を行います。
〇国語
どの大学を受験する際にも必要な現代文と古文の両方を指導します。
特に苦手意識を持つ生徒が多い古文では、語彙・文法知識の暗記に的を絞って学習。現代文では読み取り問題を豊富に演習し、他教科の文章問題にも対処できる「理解力」の向上を狙います。
〇数学
英語と共に、数学も「積み重ね」が重要な科目です。
1年次にすでに習った内容を何度も復習しながら、2年次範囲の学習に繋げていきます。「基礎を徹底して教え込み、その上に応用知識を慎重に重ねていく」、それがエール予備校の数学指導スタイルのようです。
<高校3年生>
開講科目・・・英語・国語・数学・理科・社会
〇英語
「英文読解(初級)」「英文読解(中級)」の講座では、レベル別に分かれて長文問題を演習します。英文法が苦手な生徒を集め、場合によっては中学範囲の基礎から復習し直して知識を固めていく「実践英文法講座」もあります。
〇国語
「私大現代文」と「古文読解」の2つの講座に分かれて指導します。どちらも前期は既習範囲の復習を中心に行い、後期は入試レベルの問題に取り組んで実戦力を鍛えます。
〇数学
「スタンダード数学IIB」「ハイレベル数学IAIIB」「スタンダード数学IA」と講座は3つあり、テーマ・レベル別に授業を行います。センター入試での得点力をアップするため、いずれも近年の傾向を取り入れた演習を重ねて学習するようです。
〇理科
「物理攻略」「科学攻略」「生物攻略」の3つの講座で指導します。
「入試において、理科の出来が他の科目の負担を増やしてはならない」エール予備校ではそう考え、「むしろ得点源にする」ことを狙うそうです。
すべての科目で暗記力が肝心。「繰り返し書いて覚える」学習法を採用しています。
〇社会
「日本史攻略」「世界史攻略」の2つのコースを設けています。
後回しになりがちな科目ですが、上位の大学になるほど英・数・国の生徒の実力はきっ抗し、社会の出来が最終的に合格に影響するもの。エール予備校では「必ず得意な科目にする」ように指導しているようです。