正式名称は「大学進学研究会」。進路指導や各予備校の調査研究、模試の実施など、大学進学希望者のためのさまざまなサポートをおこなう会です。全国に展開している中で、野田ゼミナールは大進研の「長崎本部」となっているようです。
おもな活動としては「進路選択ガイドブック」「入試のてびき」といった書物の発行や、最新入試情報の提供、そしてテスト・模試の主催などがあります。
■大進研の定期テスト
大進研グループが作成する、年間16回のシリーズでおこなう定期テストです。出題範囲が発表されるため、分野を絞った学習ができるようです。テストの結果は翌週には返却され、弱点の発見と克服に役立てられています。
野田ゼミナールでは保護者面談においても、定期テストの結果を踏まえた現状報告と弱点の克服策を話し合うようです。
◆計画的に受験対策ができる
16回のシリーズで、大学受験に必要な範囲をすべてカバーする定期テストは、出題範囲を明示しているため計画的に学習することができます。テスト勉強をすることで、必然的に受験勉強をおこなっていることになります。
個人成績表には長崎県内だけではなく、グループ内の全受験者の中で、教科ごとの順位や偏差値が表示されるようです。それにより毎回の成績の伸び具合を確認することも可能です。
◆弱点を発見できる
定期テストでは、すべての科目において分野に偏りなく出題されます。毎回、分野別の平均点と自分の得点を比較することで、補強すべきウイークポイントを洗い直すことができるようです。テストが終わるたびに弱点を把握し、克服することで、志望校に向けての実力アップをはかります。
◆自己採点のトレーニングができる
センター試験では自己採点が基本です。その後の志望校への出願に際して、目安とする得点は本人の採点によるところが大きいという現状があります。出願校を決定する基準を正確につかむためにも、大進研の定期テストで自己採点の練習をすることは非常に役立つようです。
■大進研の「入試センター試験ファイナル」
定期テストのほかにも、大進研ではセンター試験本番さながらの緊張感あふれる会場で、「入試センター試験ファイナル」を実施しています。センター試験の模擬テストとして最適のようです。